1/24のレッスン〜 モシュコフスキー、バッハ、シューマン
レッスン記録が続いてます^^;
一昨日、大雪に見舞われた関東地方ですが、我が家の周辺もしっかり雪が積もりました。うちのしょぼい庭も、雪を被れば素敵な風情に…とか喜んでいたのも束の間、やらないわけにはいかない雪かき仕事をやったら見事、腕と背中が筋肉痛になりましたよー^^; 翌日にきただけ良かったのか?笑 そして、ピアノを弾くには意外と支障がなかったのですが、これも良い事なのか悪いことなのか…?(身体を使えてないということ!? )
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モシュコフスキー/20の小練習曲集より2番
先週までの注意点はクリアできていた模様。「すごく良くなりましたよー^^」と先生。
「欲を言えば…右手の親指が第一関節から動いて移動できれば、そんなに手首を大きく動かさなくても弾けると思いますよ」
はて?第一関節ってどこだっけ?と首をかしげる私…
ここですか?と示す私に、そこは第二関節、と先生…
親指の第一関節って、手相の生命線の終点近く、というか手の平の付け根の近くの関節でした!!(図の赤丸のところ)
こんなところにも関節が!!(知らなかったのは私だけかもですが) この関節、ピアノを弾くときはおろか、日常生活においても意識したことがあっただろうか…(たぶん無い)。その場で、先生の真似をして、その部分を広げて動かすように意識して弾いてみますが、意識しすぎるとこわばってうまくいかないという…^^;
「ここがしっかり動いてくると、親指の付け根の筋肉も発達して、盛り上がってきますよー」と先生。私の軟弱な手の平にもそんな日が来るのでしょうか…その日を夢見て頑張りますよ!
…で、この曲は無事、合格になったので、次回は3番にいきます。左手の細かい動きがメインの曲なので気合を入れていかねば^^;
バッハ/シンフォニア13番
「全体的に良くなりましたね^^」と先生。
・前回よりテンポアップして弾いたところ、出たし~中盤までは良いが、後半早くなってしまってるので落ち着いて。
・最後、和音のフェルマータで終わるのですが、弾いてから適当に手を離すのではなく、音が減衰してきたのを聴きとどけてから離すようにするとよい。
・左手にテーマが出てくる部分、もっと左手を全面に出す感じで!
以上の注意を踏まえて、もう1回通して弾いてみましょう、ということで、テンポも気をつけて、左手のテーマもしっかり強調、最後もしっかり音を聴いて…と頭をフル回転にして弾ききり、自分的にはうん、ばっちり~^^(拍手)と思ったのですが。
「左手がもっと歌ってくると、右手との掛け合う部分が見えてきて、面白い演奏になると思うので、もう少し弾きこんでみましょうか^^」とのお言葉。
先生、前も思ったのですが、シンフォニアに関しては明らかに他の曲より求める基準が高い…高すぎる…なぜだ?
バッハが大大好きな私でも根を上げそう…ですが、趣味で大人の私にもこうやって真剣に教えてくれるというのは有難いことですよね。これも何かのご縁だと思って頑張ります。いちおう、次回完成にしましょう、ということだったので、次にやることにした14番も並行して譜読みしてくることに。
シューマン /子供の情景より「炉端で」
前回、指摘された「ご老人の寄り合い」問題(笑)をクリアすべく、一生懸命テンポアップの練習に励みましたよ。その甲斐あって・・・
「若返りましたね~^^」と先生。
・テンポをあげたせいか、呼吸が浅くなってせわしなくなっている感じがするので、フレーズの切れ目でしっかり呼吸すること。
・rit.のかけ方が、やや唐突なので、もう少し前倒しにしたほうがよいかも。
この曲は、同じフレーズを2回繰り返すのが特徴なのですが(というか、この曲集、そんな曲ばかりだわ)私の演奏では2回目の方が、綺麗に自然に歌っていることが多いので、1回目からキメられると良いですねー、と先生。
次回完成を目指して、もう少し要練習です。
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バッハ/イタリア協奏曲
今日は1~3楽章、通しで弾きました。実は私、家ではあまり、通しで練習はしないので、それだけで緊張します…それと、前もTwitterで書いたと思うのですが、先生は私の演奏を聴いている間、少し離れた場所で立ったり、座ったり、私の後ろに回ってみたり、移動が激しいです。(今まで、右横にびったり座る先生にしか習ったことがなかったので、最初はびっくりでした^^;)で、それには慣れたつもりだったのですが、演奏時間が長ければ長くなるほど、集中力を保つのが難しく、視界に入る先生のちょっとした動きにも動揺したり…で、普段間違わない場所でコケたり…と、レッスンなのに本番のような緊張感を味わってしまいました。(本番の緊張度はこの比ではないでしょうが…)
<1楽章> だいぶ良くなりましたとのこと。今のところ、全楽章中、一番出来が良いらしい…(一番マシ…と私の頭の中で変換^^;)
<2楽章> 左手がまだへなへなしてるので、もう少ししっかり音を鳴らす。右手をもっと歌わせるためにも、テンポはもう少し遅くてもよいかも?へなへなしている理由の一つに、左手の暗譜があやしい、というのがあるのですが、先生にそれを伝えたら「楽譜がっつり見ていいので、音楽に集中してください」と。
<3楽章>
・前半はとても良い。中盤から急にテンポがあがってしまうので、とにかく落ち着く。
・毎回言われていることですが、フレーズの切れ目、テーマの入り、の前にしっかり呼吸をする。
テンポがあがってしまう理由を先生と分析してみたのですが、例えば77小節目以降、左手が4部音符、右手が8部音符で刻む部分、左手がやや楽チンなので、左手が軽くなる→早くなる→右手もつられて早くなる→ということみたいです。
解決策としては、「左手の音を意識してしっかり聴いて、インテンポを保つことに集中する」。そう言われてみると、音の多い(難しく感じる)右手に気を取られて、ほぼ右手の音しか聴いてなかったです。
ピアノ上達の一手段として、「音をよく聴くこと」って耳にしますが、簡単そうでいてとても難しい…と思います。ゆっくりしたテンポの曲なら耳を傾ける余裕もありますが、この曲のようにテンポが早めで音数も多い曲だと指を動かすだけでいっぱいいっぱいになってしまい、耳がついていかない。耳で追えるテンポ、にとどめるべきなのかな?と思ったりも。ちなみに、私がいま3楽章を弾くと、3分50秒ほどかかります。(プロの演奏はだいたい3分30秒くらい。超早弾きのグールドは3分!)なんとなく、ある程度早くないとこの曲らしさがでないかな?など考えていて、ひたすらテンポをあげつつ綺麗に弾けるように、と指の練習にやっきになっていたのですが、聴くことに集中するためにも、いまいちどテンポを緩めて練習をしてみようと思います。
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実は先生から「イタリア協奏曲、そろそろ終わりにして次の曲に行きますか?」と申し出があったのですが、せっかく今日アドバイスを頂いたので、もう少し頑張ってみます、とお返事しました。昨年の9月からレッスンに持っていったこの曲(自主練で弾き始めたのは、それよりもはるか昔…笑)、大好きで大好きで、何人ものピアニストの演奏をCDで聴いて、また生演奏でも聴いて、そのたびに新しい発見があり、自分なりに理想とする演奏は頭の中にはあるのですよね。まだまだここでは終われ…ません!