まどれーぬの音楽帳

クラシック音楽(主にピアノ曲)が好きな主婦です。好きな曲、好きなピアニスト、再開したピアノレッスンのこと、コンサートの感想などを気ままに綴ります。

3/7のレッスン〜 モシュコフスキー、バッハ、シューマン、ショパン、フィールド

以前、「イタリア協奏曲」のレッスンが終了したときに、「6月に発表会に出てみませんか?」と言われたことを書きました。→ 1/31のレッスン〜 モシュコフスキー、バッハ、シューマン - まどれーぬの音楽帳

あの話、決して忘れてたわけではなく、事情があって決断を先延ばしにしてました 笑。というのも…あのお話の後、イタリア協奏曲、せっかく頑張ったし披露してみる?でも、人前で弾くのは本当に緊張するので苦手だし…(もし出るとしたら、人前でちゃんと弾くのは25年ぶりになるのです!)と悶々とすること数日。その後、先生から「曲は一人3分以内で、という決まりがあるみたいで。すいません、どうされますか?」(私の先生は発表会の主催者ではない)というお話があり、ますます頭を抱えてしまいました。

「イタリア協奏曲」は単独楽章を抜粋して弾いたとしてもゆうに3分は超えてしまうので、出るならもっと短い、別の曲でないと…でも、今レッスンで見てもらってる曲の中に「発表会にふさわしい感じ」かつ「3分以内」の曲はない。今から新しい曲を探して練習を始めても間に合わない、ということで、また悩む。(そもそも、イタリア協奏曲に区切りをつける、という当初の目的はどこへ…?なんですが)

せっかくの機会なので、人前演奏の経験を積むため!と割り切って、過去に仕上げた曲を弾いてもいいかも?と思い直し、3分以内、かつ、発表会らしい雰囲気の曲を探したら、ありました。ジョン・フィールドの「ノクターン5番」です。(ちなみに、レッスンして頂いたのは前の先生のときで、去年の8月)

先週のレッスンでその旨を先生に伝えたら、先生はフィールドをご存知無かったので、とりあえず今日のレッスンで私の演奏を聴いていただくことに。(先生のおメガネ?にかなったら、その曲で発表会に出ます、と宣言するつもり)ノクターン5番、仕上げて以来、ほとんど弾いてなかったので慌てて練習。あまりに弾けなくなっていて自分でもビックリしたのですが…なんとか掘り起こせたのでホッとしつつ、レッスンへ。(前置きが長い) 

 

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モシュコフスキー/20の小練習曲集より5番

「目標」

左手の音の粒立ちをよくさせられるようにする→少しマシになったか。

テンポを110くらいまであげられるようにする→ギリギリで108ぐらい。

 

左手 、もう少しはっきり弾けるといいですね、とまたしても言われる。ト短調に転調する部分で、音色を短調に合うように変化させましょう、ということで、指を少し寝かせて弾いて打鍵のスピードを緩める→音を柔らかくする、という方法を教えて頂きました。そのやり方で一回弾いて、効果を実感!音の粒立ちはまだ課題が残りますが、一応合格になりました。

 

<次回までの目標>

 次の曲、6番を譜読み、両手で弾けるように。

 

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バッハ/シンフォニア5番

目標「装飾音をつけて弾けるようにする!」→クォリティはともかく、一応できた。

 

 ・装飾音を入れたことによって右手に余裕がなくなり、本来聴こえるべきソプラノが聴こえにくくなってしまっている(アルトがうるさい)。右手の小指を際立たせ、親指は静かに弾けるように手のエネルギーのバランス配分を考えましょうーと言われる。前にやった曲と全く同じことを言われている^^; 薬指、小指でメロディを弾くのは本当に苦手。

その場でゆっくりテンポで耳を澄ませつつ、右手に細心の注意を払って弾いて、やっとソプラノが聴こえてきたかなーという感じ。小指側に少し重みをかけるような感じで弾くとやりやすいみたいです。ソプラノとアルトを右手と左手で弾いてみて、ちょうどよい音量バランスを見つける→それを右手だけで再現、という練習方法もすすめて頂きました。

一人で黙々と練習していると、とかく音符を並べることだけに集中してしまい、声部の音量バランスまで気が回らないのですが、弾くのと同じくらい聴くことが重要、なのですよね。

 

 <次回までの目標>

・右手、ソプラノを綺麗に響かせられるようにする。

 

シューマン /子供の情景より「木馬の騎士」 「むきになって」

「目標」

・左手、肩と肩甲骨の動きを意識して弾く練習→練習はしたが形になってるかは謎。

・引き続き、音量コントロール→できた…かな。

・次の曲「むきになって」両手合わせて弾くところまで→達成できず。片手ずつでは大丈夫だけど、両手ではへろへろ。

 

 「木馬の騎士」

 先生「すごく良くなりましたよー^^」ということで、めでたく合格になりました!左肩の動きも少しはよくなったみたいです。「欲を言えば、左手の小指がもう少し曲がって、筋がくっきり出るような手の形にできるともっとよいですねー」と。言われてみると、私の左手の小指はふにゃんとして寝てる…こういうのもモシュコフスキーで鍛えていきましょう!ということでした。(モシュコフスキーに期待がかかってるなー^^;)

 

「むきになって」

つっかえつっかえながらも両手で弾く。この曲は臨時記号が多く、音も覚えづらく、練習があまりはかどらなかった…というのは完全な言い訳なのですが^^; 先生の前でたどたどしく弾きながら、心の中で発狂しそうになりました…(プロの演奏を聴いてる分にはこの上なく綺麗な曲なんですが)

・私「左手の音がとにかく覚えにくくて…」先生「まずは和音の塊で弾いてみると覚えやすいと思いますよ」

・8分音符(フェルマータ)16分休符 16分音符、という音の並びのところ、ペダルを踏みながらフェルマータに突入したあと、休符に行くまえにちゃんとペダルを切りましょう。私の弾き方は、休符中もペダルを踏みっぱなしだったみたいで…こういう細かい所、気をつけねば。

 

<次回までの目標>

 両手でスムーズに弾けるようにすること!ただそれだけ 笑

 

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ショパン/ノクターン 15番

「目標」

・中盤、左手をしつこく練習する。→自分では納得いくまで練習した。

・肩と肩甲骨の動きを意識して弾く練習をする。 →あまりできなかった。

 

先生「中盤~後半にかけて、以前よりとても良くなりましたねー^^」と。少しは左手をしつこく練習した甲斐があったのかな…と。

・中盤の左手、良くなったけれど、欲を言えばもう少しクレッシェンドしたときに音量が欲しい。(今の時点ではまだ右手のテンションに乗り切れてない)手首だけでなく、肘をもっと使って!もっと左手だけの練習をしましょう~!とまたも先生に言われる。

・最後の右手のアルペジオのところ、キラキラした音色で!

 

呼吸の仕方はだいぶ良くなったようなので、音量コントロールと音色作りが課題のようです。

 

<次回までの目標>

・引き続き、中盤、左手のみ練習する。音量を出せるように。

 

フィールド/ノクターン5番

一度仕上げた曲なので、気楽な感じで弾きます。先生の第一声「うーん、夜想曲ならショパンの方がいいですね 笑」私「え!だ、だめですか?」先生「ダメじゃないんですが…印象が薄いというか… パンチがない 笑」私の先生はユーモアを交えつつ、ハッキリと意見を言って下さるのがありがたい。「確かに、ショパンの夜想曲には聞き劣りするかもしれませんが、この素朴な感じが大好きなのですよ!」と力説するワタシ 笑 なんとか先生にも分かって頂けたようです。それならば、ということで…
・全体的に盛り上がりがなく平板な感じに聴こえるので、「ここを聴かせたいんだ!」って部分を見つけて、もっと主張させる。自分が外国人になって自己主張するつもりで!(今の私の演奏はいかにも日本人という感じ、だそうな^^;)
・左手の伴奏が煩くて右手のメロディが聴こえにくいので、もっと静かに。
・ペダルを踏みすぎて音が濁って聴こえるので、踏み替えをもっと素早く。

 聴かせどころ…確かに、ショパンと違ってぐわーっと盛り上がる部分がこの曲にはないので、難しい。「中盤の繰り返しの部分に変化をつけるといいかも?」のヒントとともに「まどれーぬさんが考える、もっと濃い表現を聴かせてください!おかしかったら指摘するので^^」と心強い?お言葉を先生に頂いたので、表現を研究してみようと思います。ということで、「発表会にはこの曲で出ます」と宣言してしまいましたよ!何度も言うけど、25年ぶりの発表会…もう後には退けない(*゚▽゚*)

 

 <次回までの目標>

・濃い表現をつける(漠然としてるな…)

 

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レッスン時間1時間の中で5曲やるのはけっこう大変です。( しかもノクターンが2曲も)今日は時間を少しオーバーしてしまいましたが、来週からはどうしよう^^;モシュコフスキーは必ずやりたいし、でもバッハもシューマンも中断したくないなーと。考えどころですね。

 

 

  

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