まどれーぬの音楽帳

クラシック音楽(主にピアノ曲)が好きな主婦です。好きな曲、好きなピアニスト、再開したピアノレッスンのこと、コンサートの感想などを気ままに綴ります。

2/14のレッスン〜 モシュコフスキー、バッハ、シューマン、ショパン

  レッスン記録、先週のものがなかなか更新できず、今更になってしまいましたがあげておきます。(それにしても、オリンピック!フィギュアスケート!!羽生結弦選手のすんばらしい演技を見て、どれだけの人がショパンのバラード1番を弾きたくなってたのでしょうかと←私の心にももれなく刺さりましたよ^^)

先週はわりと自宅練習の時間がとれたので、シンフォニアとショパンを重点的に練習していきました。特にシンフォニアは、演奏を録音をして、楽譜と照らし合わせてアーティキュレーションを直したり、ペダル無しで弾いてみて、不自然に音が途切れてる部分の指使いを見直したり。ショパンの夜想曲は新しい曲が始まったときのテンションの高さで、通しで沢山練習したくなる気持ちをおさえつつ、苦手な後半部分を繰り返し練習。さて、練習の成果は…?

 

スポンサーリンク

 

 

モシュコフスキー/20の小練習曲集より4番

寒さでかじかんだ手に、左手の細かい動きはつらい…というのは言い訳ですが😅指がもつれて、ヨタヨタの演奏になってしまいました。 見開き2ページしかないんですが、最初から最後まで満遍なくもつれるという…家ではもう少し弾けた気がしてたんですけど、弾けた気に…なってただけ?

・ゆっくりテンポでいいので、左手の指をしっかり上げ下げして、音をくっきりはっきり出す練習をする。

・テンポをあげつつ綺麗に弾くためには、メトロノームのテンポを徐々にあげる→一度下げる(雑になってないかの確認)→またテンポをあげる、という練習がよい。

はい、がんばります^^;

 

スポンサーリンク

 

バッハ/シンフォニア14番

「だいぶ良くなりましたね!」とのお言葉。わーい、頑張ったかいが!

・まだソプラノ(小指で弾く部分)が弱い。せっかく弾けてるのに、音が埋もれていて勿体無い、と…

自分でも埋もれているのはわかるのですが、小指だけ強く(はっきり)弾こうとすると、一緒に他の指にも力が入ってしまい、音量調節ができない…泣

先生曰く、指の独立がうまくいってないのと、小指が鍛えられてないのが原因みたい。自然にしてれば、親指、人差し指の力が強いのは仕方ないので、これは練習曲で鍛えるしかないみたいです(モシュコフスキーの効果を期待)。

 

・音が飛ぶところ、かつブレスをするところで、無駄に長い時間、指が宙に浮いてるのが不自然。(自分ではタメを作ってるつもり)←恥ずかしい…

指は手早く次の音の鍵盤の上に移動させてから待つ→打鍵。その方が打鍵したときに音が綺麗、とのこと。

 

小指の力が弱いのは致命的ですね。一朝一夕にはいかなそうですが、改善していきたいです。この曲もまだ練習します。

 

シューマン /子供の情景より「木馬の騎士」

 先週よりは左手の跳躍も外さず弾けるようになり、少しマシになったかなと思いましたが…それよりも問題はやはり3拍子。

先生「三拍子が右手でリズムをとっているように聞こえるので、この曲のベースは左手なので、左手で拍をとりましょう。」

その場で何度かやり直し…ますが、リズムに問題があるのと同時に、のっぺりしていて重苦しい感じ。

一拍目を弾く前に息を吸うのは当然として、1拍目でジャンプというか、上に上がる感覚→2拍目で下がる→その反動で3拍目でまた上がる、というのが3拍子のコツ?らしいのですが、いまいち分かりません…(リズム感がないのは自覚あり^^;)

先生「家で3拍子の曲を沢山聴いてみたり、バロックダンスの動画を見るとつかめるかも?」

お、それはいいかも、というわけで、探してみました。(ちなみに、バロックダンスの動画って沢山あって、どれも優雅で美しくて、ついつい見惚れて時間を潰してしまいましたよ)沢山見たなかで、分かり易い!と思ったのがこちら。

 

www.youtube.com

確かに、1拍目でちゃんとジャンプしてる!3拍子の軽やかさ、ってこういうことなのか…この感覚をピアノを弾くときにも再現すればよいのですね。

ちょっと道筋が見えてきました。引き続き練習。

 

 

スポンサーリンク

 

 

ショパン/ノクターン 15番

 だいぶ音を覚えてきて、前半はあまり外さないで弾けるようになりましたが、後半はまだまだ音を外してばかり。弾ける部分では自分なりに表現を工夫してみましたが…

 

先生「ここの部分!ここだけ急にテンポが異様に早くて、拍感がめちゃくちゃですよ!ここは楽譜通りに弾いてください~!」

と、(たいがいのことでは動じない)先生が珍しく動揺?、という事態に。さて、どの部分かといいますと。

ここの、3連符が始まるところから9小節にわたる部分。

 f:id:madeleine-piano:20180220125848j:plain

Piu mosso(動きを出す)ということなので、自分なりに揺れ動く雰囲気をだして弾いてみたのですが、揺れすぎだった模様^^;

先生「3連符は3連符としてちゃんと聴こえるように弾いて下さい!」

その場で先生が歌ってくれるのに合わせて、軌道修正。ここは急にドラマチックな展開になるので、気持ちの昂りをぶつけたくなるんですが、酔っ払い運転になっちゃおしまいですよね。反省。

 

ちなみに、前回の宿題だった、わからなかった音楽用語の答え合わせ。

Piu mosso 動きをだして、今までより早く

stretto 緊迫して

ritennuto すぐに遅く

 

****************************************************************

ショパンの美しいメロディを自然に歌わせるには、適切な場所で呼吸をすること!(どの作曲家でもそうなんですが)というわけで、左手の伴奏はピアノで弾いて、右手のメロディは口で歌ってみる練習をするのもよいかも、と言われました。

家で少しやってみましたが、確かに、ただ鍵盤を押さえているだけのときよりずっと自然に呼吸ができます。歌うには息継ぎが必要なので当たり前なんですが。この感覚を、ピアノで再現、かぁ。

先ほどのバロックダンスもそうですが、ピアノで音楽を表現するには、指だけが鍵盤を叩いて音を並べているだけでは全然ダメで、それ以上に身体的な部分…身体全体で呼吸やリズムを意識することがいかに重要だということに気付かされます。

 

「ピアノを歌わせることが究極のゴール」と私の敬愛するピアニストも仰ってますが、これが本当に本当に難しい。ほんの少しでも近付けるように、頑張りたいです。

 

  

スポンサーリンク