まどれーぬの音楽帳

クラシック音楽(主にピアノ曲)が好きな主婦です。好きな曲、好きなピアニスト、再開したピアノレッスンのこと、コンサートの感想などを気ままに綴ります。

1/10のレッスン〜 モシュコフスキー、バッハ、シューマン

年明け初めてのピアノレッスンに行ってきました。年末年始は何かと忙しく、帰省を挟んだこともあってピアノに全く触れない期間が10日ほど発生😢帰省先にも楽譜だけは持って行き、弾けなくても譜読みだけはできたらなーなんて思いましたが、結局時間もなく…

レッスンの4日ほど前から焦って練習を再開し、なんとか勘を戻すことができましたが、思ったより劣化してなかったのがモシュコフスキーとシューマンで、バッハだけ飛び抜けて調子を掴むのが大変だったのはどういうわけなのか?(やはり難しいということ?)ブランクがあってもすぐに弾けるようになる練習法ってないかしらねぇ…とつくづく思った年始めなのでした。

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モシュコフスキー20の小練習曲集より1番

前回までの課題がこなせたようで、無事合格しました^^ 

次は2番、ハ長調をやります。この曲集は、今のところ、番号通りに進める予定。

 

バッハ/シンフォニア13番

先生の前で初披露。直前練習の割に、いい感じですね!とのお言葉😳

3拍子であることを忘れずに。特に後半、両手が16分音符になるあたり、音がごちゃっとして拍感が弱くなるので、気をつける。

・31小節目のメゾパートのド#は導音なので、控えめに弾く。

・36~40小節、56~63小節は同じ音型なので、アーティキュレーションを統一すること。前者だけ張り切って弾んだ感じで(スタッカート気味)弾いてしまい、後者は集中力が切れて普通に弾いてしまった。←あまり考えてないのがばればれ

・出だしの呼吸、下がってから上がる感じで。下がらないと、上がれません、と。曲が変わっても、毎回同じことを言われる(泣)

 

今回、テーマの出し方、声部の弾き分けに関しては、あまり言及されなかったので、できていたということでよいのかな。(次回言われる可能性もある^^;)引き続き練習です。

 

シューマン /子供の情景より「炉端で」

悪くはないですが…と前置きの上で…^^;

 

・ ソプラノの綺麗なメロディラインをもっとはっきりさせるために、内声とのバランス配分を考えること(内声の方が音が多いので、どうしても煩く聴こえてしまう)。ベストのバランスを掴むには、耳をすませて、ゆっくり練習しましょう、ということで、その場で何度もゆっくり弾き直し。何回かやるうちに、こつが分かってきた感じ!

・9~16小節の左手のの音はずっと同じ音が続いて面白い部分なので、この音をちゃんと響かせること。

・何回かでてくる rit.はきちんとかけること。

・シンコペーションがもう少しはっきりわかると良いですね。

 

「シューマンの曲はとにかく繊細なので、細かいところまできちんと弾くと曲の持つ魅力が生きてきます」、という先生の言葉に、あかべこの如く頷きまくりました 笑 

ところで、教室のグランドピアノはやや篭った音が特徴なのですが、シューマンを弾くと、その微妙なもやもや感が曲に合っていて、弾いていてとても気持ちがよいのですよね^^;ついつい悦に入ってしまいますが、先生はどう思ってらっしゃるのか…(今度尋ねてみよう)

 

バッハ/イタリア協奏曲

今日は時間があったので、先生の前で初めて1~3楽章、通しで弾きました。楽章間で気持ちを切り替えるのに慣れてなくて、少々手こずりましたが「それぞれの楽章の持つキャラクターの違いがだんだん出てきましたね!」と、褒められて嬉しくなりました^^

 

<1楽章>

・出だしの呼吸は良くなったが、弾き進むにつれてテンポがどんどん遅くなっていったので、推進力を忘れずに。

・テーマは重みを持って、そうでない部分は軽くおどけた感じで、など、フレーズによってイメージを変えて弾くとよい。今の弾き方だと棒読み状態?なので、常に次のフレーズの表現を考えて…3歩先を見ながら弾くようなイメージで。

 

<2楽章>

・前回よりだいぶ良くなった。全体的に(やや機械的に)前のめりで弾いてる感じなので、もう少しゆるやかな波のような、進んだり、退いたりする感じがあってもいいかも?と。

・トリルの早さ、入り方はゆっくり、途中から早くするなど、動きをつけるとよい。

 

<3楽章>

・1楽章と同じく、テーマは重く、そうでない部分は軽く、弾き方を変えるとよい。

・テーマが転調しながら、入れ替わり立ち代り何度も出てくるので、「ここがテーマなんだ!」と聴いてる人がわかるように意識して弾くこと。

 

 

「この曲を1軒の家に例えると、いま、まどれーぬさんの家は材料は揃っていて土台はできています。あとはどんな色の壁にする、とか、どんな階段の装飾にする、とか、細部を作り込んでいくだけです。」

…ちょっと目指すところが見えてきたような気がします。

 

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レッスン終了後に、先生に、「最近和声学に興味があって…」という話をしたところ、次回、先生のお勧めの本を持ってきて見せて頂けることになりました。

和声が分かるようになれば、バッハを初め、ドイツものが弾きやすくなりますよー、とのことで、やっぱり勉強したい気持ちがふつふつと湧いてきました。

今年は基礎練習に力を入れたい、と年始の目標で書きましたが、こちらの方面にも時間のある限り取り組んでいきたいです😊

 


モシュコフスキー:20の小練習曲


モシュコフスキー 20の小練習曲 作品91 解説付 (Zenーon piano library)